一つには、株価が極端に下がった場合、社内ではまだまだだと思っていても、世間の見方はもっと厳しくて、後から見ると、世間の見方が正しかったということになることが多い。しかし、株式を上場していて、株価を大きく下げても、つぶれなかった会社は多数あるし、第一、株式を上場している会社ばかりではない。株価以外のシグナルはないか。別の見方としては、金融機関の態度や、取引先の決済条件の変化などで、会社が危ないときが
有能とされる社員の転職が増える... の続きを読む
採用活動の早期化は、そもそも企業が「大学教育の価値をあまり評価していない」ため、採用選考でも大学での成績を考慮していないことが背景にある。しかし、企業の人材ニーズに応える教育を行い、「即戦力」となるような人材の養成に成功している大学もある。そんな大学には企業の方から「ぜひ採用したい」と殺到している。そうした事例を紹介しよう。大手企業の採用担当者が引きも切らず訪れる大学が秋田にある。二〇〇四年に開学
「就職率100%」「売り手市場」の大学とは... の続きを読む
雇用契約にも終身雇用はない。終身雇用を期待している多くの勤労者にとって、雇用契約はそれを保障するものではなく、一雇用契約そのものも無い場合が多い。雇用契約がある場合でもそれはいつまで雇用するという雇用期間を明示しない雇用の契約になっているに過ぎない。そこには社会通念にしたがった暗黙の了解として特別の事情がなければ雇用をしつづけるという漠然とした期待があるに過ぎない。第三に、法的にも終身雇用の保障は
雇用契約にも終身雇用はない... の続きを読む
二八歳までの試行錯誤が可能な時期は、同時に吸収力が豊かな時期でもあり、一年でも早く「自分の仕事」あるいはその「場」を見つけることができると、時間の使い方として有利になる時期でもある。「自分の仕事」を早く決めることは、自分の他の可能性を捨てることにもなるから、損得両面があるが、「合わないとわかった会社」にいて、この時期の貴重な時間が有効活用できる可能性は小さい。こうした損得判断が覆るのは、たぶん「実
二八歳までの試行錯誤が可能... の続きを読む
これだけ大きなトレンドが起きているときに、日本社会で一番問題となるのは、ではこれまでの価値観はどうなるんだということである。わかりやすく言えば、「これまでの勝ちパターンはゼロになるのか?」という心配と、「これからの勝ちパターンは何か?」ということである。日本では勝ちパターンが非常に限られていたということが言える。偏差値の高い高校へ行けば、偏差値の高い大学へ直結し、就職も有利に運んだ。個人を見るとい
従来の勝ちパターンは通じない... の続きを読む