従来の勝ちパターンは通じない

2011.12.31

これだけ大きなトレンドが起きているときに、日本社会で一番問題となるのは、ではこれまでの価値観はどうなるんだということである。わかりやすく言えば、「これまでの勝ちパターンはゼロになるのか?」という心配と、「これからの勝ちパターンは何か?」ということである。日本では勝ちパターンが非常に限られていたということが言える。偏差値の高い高校へ行けば、偏差値の高い大学へ直結し、就職も有利に運んだ。個人を見るというよりは、その人のブランドを見ていたわけである。

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人事の担当者からすれば、モノサシに合った人間を採っていたほうが、あとで何やかや言われないですむ。まして歴代の先輩がいる大学からとれば、いっそう覚えがめでたいということがあった。日本では、お受験から始まって大企業に就職するという単線型の生き方しか用意されてこなかったのである。それ以外は落ちこぼれ扱いする風潮さえあった。だが、少なくともアメリカには、一流大学を出て大企業に進むのはカッコワルイという気分がある。いちばんカッコイイのはベンチャーを自分でゼロから立ち上げて創業することだ。日本の勝ちパターンなど、今後、通用しなくなるのは明らかである。




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